グルジアとイギリスに拠点を置く建築事務所、Architects of Inventionによって改装された、グルジアのオリンピックミュージアムにあるこのメイプル張りの階段は、フロアの間をねじれ、回転するような形になっている。

設計者は、 4階建の建物の内部の壁に穴をあけ、展示室と他の階の部屋とを繋ぐ階段を新しく設置した。

モダンなデスクは改装の一部に加えられ、2つに見える大きな亀裂が特徴だ。改装の一環として受付のデスクも新設された。それには、まるでのこぎりで2つに切られたような大きな裂け目が入っている。

Dezeenで紹介した、グルジアでのプロジェクトには他に、「ふしの多い観測タワー」や「新国際空港」等がある。

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写真: Nakanimamasakhlisi Photo Lab、Nika Mdivani、I. Kopocova

以下の文は、 Architects of Inventionによる。
ナショナル・オリンピック・コミッティーハウス
2011年 グルジア、トビリシ
このプロジェクトでは、抽象的な印象を与える受付のテーブルや階段等が組み合わさることで、スポーツのもつダイナミクスのような概念を表現している。

まず最初に遭遇するものは、内省的なイメージの、端から端へ亀裂の入ったデスクで、そして次に、外向的な印象を持った階段に出会う。 それはまるで、オリンパスへ通じる道のようで、そこは頂点に立つ者が自分自身と向き合う場所であり、 終わることのない挑戦や、人が成し遂げることに限界のないことを暗示している。

この建物は、19世紀末に個人投資家によって建てられ、その後は共産党の指導者達の邸宅として利用された。

後の1960年に政府によって修復され、今年まで手つかずのまま保存されてきた。

建物は基礎の部分が補強され、それによって、 このプロジェクトで重要な開口部を上層階の壁の中に設け、ひとつの場所から他のスペースまで、 まるで建物を貫くように移動できる為の階段を設置することが可能となった。

階段は、鋼鉄のベースにMDFパネルを用いて建設され、メイプル張りで仕上げられた。ステップとサイドの手すりも同じ木材で作られた。

階段は、3ヶ月をかけて完成した。

プロジェクト−オフィスビル内装
状態−竣工

場所− Machabeli 通り22、トビリシ、グルジア
計画−オリンピックミュージアム、 Geonochオフィス

建築面積―3000平方メートル
予算-100万 USドル

協力: Niko Japaridze, Gogiko Sakvarelidze, Nika Maisuradze, Dato Tsanava, Viliana Guliashvili, Ivane Ksnelashvili, David Dolidze, Soso Eliava, Devi Kituashvili PM, Eka Japaridze