ロンドンのThe Print House Galleryにて、ハックニーに活動拠点を置く写真家、カーチャ・メイヤー氏とアートディレクター、ピーター・チャドウィック氏によるペイントボールの煙に包まれた廃棄車両や廃墟と化した建物をテーマにした共同写真展がオープニングを迎えた。

山中に広がるペイントボール競技場にて撮影された写真の数々。ペイントボールに興じるプレイヤー達は、廃棄された車両や廃墟と化した建物を隠れ家として用いる。
写真展が開催されるハックニー地区には、2012年ロンドンオリンピックのための5ヶ所の競技会場のうちの1つがあり、”Dezeen”のオフィスもある。そこで、今週から、ハックニーでデザインされたクリエイティブなプロジェクトを紹介していこう --- 一部の記事はこちらから

以下、The Print House Galleryからの説明。
「Days Lost / 忘れ去られた日々」
The Print House Galleryにて、ロンドン初のカーチャ・メイヤー氏とピーター・チャドウィック氏の共同写真展「Days Lost / 忘れ去られた日々」を開催できますことを光栄に存じます。

今回の写真展では、煙に覆われ廃墟と化した名もない建物や廃棄車両が生み出す仮想の世界 -- 「美しさ」と「危うさ」が共存する世界 -- が描かれています。その2つの要素は、人間と、自然や誘惑、さらには、不気味な静けさに内在する恐れとの関係性にも見て取れます。リアリティとフィクションの境界が曖昧ゆえ、フレームの枠を超えた壮大なストーリーが広がります。おどろおどろしい色の煙のみが、その場に人間がいたことを物語り、写真に宿る喪失感を深めるのです。

カーチャ・メイヤー氏はドイツ出身でロンドンを活動の拠点に置く写真家 兼 アーティスト。最近、ロンドン・カレッジ・オブ・コミュニケーションにてフォトグラフィーのMAを取得。ピーター・チャドウィック氏は、ロンドンに生活と仕事の基盤を置くイギリス人アートディレクター 兼 グラフィックデザイナー。現在、チェルシー・スクール・オブ・アートにて教鞭を執っている。サンダーランドのノーザン・ギャラリー・フォー・コンテンポラリーアートにて開催されたグループ展”The Wonders of the Visible World”において、2人の共同プロジェクトが発表された。
写真1枚1枚に、”Dazed Digital”と”AnOther Magazine”でアートディレクターを務めるジョンポール・プライヤー氏によるフィクショナルなメッセージが添えられています。



